皆さま、こんにちは。北海道鹿美健株式会社、代表の鄭権です。
ジビエブームが続いていますが、エゾシカが置かれている現状をご存知でしょうか。
北海道に限らず全国的に野生の鹿が増えており、農作物被害が拡大中。駆除された鹿は、食肉・ペットフード用として利用されていますが、全体からすると、ごく一部にとどまっています。大半は利用されないまま廃棄され、各自治体や事業者にとって大きな負担となっています。人間の都合でエゾシカの尊い命を頂くのですから、無駄死にではエゾシカも浮かばれないと思います。なんとかしたい、とずっと考えていました。
エゾシカの価値は、肉だけではありません。
特に中華圏では全身が宝と謳われるように、漢方の原料・生薬として、あらゆる部位が古くから利用され、薬用価値が非常に高い資源です。
エゾシカの未利用部位は、かけがえのない資源であり、上手く利用できれば、地方経済の宝と成り得ます。
弊社では、日本で初めてエゾシカを原料にした和漢素材の開発・製造を行っています。
実現までの道のりは、長く、険しいものでした。詳しい経緯につきましては、また別途ご紹介できればと思いますが、ようやく新商品を皆さまへお届けできることができます。
これからも、皆さまの健康に寄与できるような商品を開発するべく、地域に貢献できる企業として、力を尽くしてまいります。
今後とも北海道鹿美健をよろしくお願い申し上げます。
北海道鹿美健株式会社
代表 薬学博士
鄭 権